【中3数学】因数分解のやり方|「かけて、たして」で2つの数を見つける方法

x²+7x+10 のような式は、どうやって因数分解すればいいのでしょうか。この記事では、「かけて、たして」で2つの数を見つけるやり方を、例題・よくある間違い・練習問題つきで解説します(中3「展開と因数分解」第8回)。

この記事でわかること

  • x²+bx+c の因数分解の手順
  • 「かけて最後の数、たして真ん中の数」になる2つの数の探し方
  • かけて負のときの符号の組み合わせ
  • 展開して答えを確かめる方法

動画で確認したい方はこちら

モコロ先生とあられの掛け合いで進みます。動画は約10〜12分です。

① 因数分解の手順(3つ)

  • ① かけて、最後の数になる2つの数を探す
  • ② その中から、たして、真ん中の数になる組を選ぶ
  • ③ (x+a)(x+b) の形に書く

第3回の公式(x+a)(x+b)=x²+(a+b)x+ab を逆向きに使います。まず「かけて」を全部書き出してから、「たして」で選ぶと迷いません。

② 例題

例題1 x²+7x+10 を因数分解しよう

かけて10:(1,10)(2,5)。たして7になるのは2と5。(x + 2)(x + 5)。

例題2 x²−9x+20 を因数分解しよう

かけて20、たして−9 → −4と−5。(x − 4)(x − 5)。

例題3 x²+2x−24 を因数分解しよう

かけて−24、たして2 → 6と−4。(x + 6)(x − 4)。

例題4 x²−x−6 を因数分解しよう

かけて−6、たして−1 → −3と2。(x − 3)(x + 2)。

③ よくある間違い

間違い①:たし算だけ合わせて、かけ算を確かめない

x²+9x+18 を (x+4)(x+5) としてしまうミス。4×5=20で18に合いません。かけて18、たして9 は3と6で、(x+3)(x+6)。

間違い②:符号の置き間違い

x²−7x−18 を (x+9)(x−2) としてしまうミス。展開すると x²+7x−18 で真ん中の符号が合いません。正しくは (x−9)(x+2)。

間違い③:かけて負のとき、2数の符号の組み合わせを考えない

かけて負なら、2つの数は「プラスとマイナス」の組み合わせです。

④ 練習問題

問1:x²+5x−14 を因数分解しよう

問2:x²−10x+21 を因数分解しよう

問3:x²+11x+24 を因数分解しよう

答え

問1:かけて−14、たして5 → 7と−2。(x + 7)(x − 2) / 問2:かけて21、たして−10 → −3と−7。(x − 3)(x − 7) / 問3:かけて24、たして11 → 3と8。(x + 3)(x + 8)

まとめ

① かけて 最後の数になる2つの数を書き出す
② たして 真ん中の数になる組を選ぶ
③ 確かめ 展開してもとの式に戻るか見る

次回は「因数分解③ 公式で因数分解」。平方の公式と和と差の積を、逆向きに使う方法を学びます。

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