2本の直線が交わると、角がたくさんできて、どれがどの角かわからなくなりますよね。この記事では、対頂角・同位角・錯角の意味と見つけ方を、FとZの形で覚える方法つきで、例題・よくある間違いと一緒に解説します(中2「平行と合同」第1回)。
目次
この記事でわかること
- 向かい合う角「対頂角」はいつも等しいこと
- 同位角(Fの形)と錯角(Zの形)の見つけ方
- 一直線の角の和は180°であること
- よくある間違い(同位角と錯角のとりちがえ・となりの角を等しいとする)
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モコロ先生とだいふくの掛け合いで進みます。動画は約10分です。
① 角の名前の約束(3つ)
- ① 向かい合う角は「対頂角」。いつも等しい
- ② 同じ位置にある角は「同位角」。Fの形
- ③ 内側で、反対がわにある角は「錯角」。Zの形
同位角と錯角は「位置の名前」です。まず「どの直線とどの直線のあいだか」を見ると、見つけやすくなります。この回では平行の話はしません(平行は第2回から)。
② 例題
例題1 2直線が交わっていて、角の1つが50°。向かい合う角と、となりの角は?
向かい合う角(対頂角)は 50°。となりの角は 180 − 50 = 130°(そのまた向かいも130°)。
例題2 向かい合う角が (2x+10)° と (x+40)° のとき、xと角の大きさは?
対頂角は等しいので 2x + 10 = x + 40 → x = 30。角は 2×30 + 10 = 70°(x = 30)。
例題3 直線の上に3つの角 40°、x°、65° が並ぶ。xは?
一直線の角の和は180°なので 40 + x + 65 = 180 → x = 75。
例題4 直線の上に3つの角 x°、(x+20)°、90° が並ぶ。xと3つの角は?
x + (x+20) + 90 = 180 → 2x + 110 = 180 → 2x = 70 → x = 35。角は 35°・55°・90°。
③ よくある間違い
間違い①:同位角と錯角をとりちがえる
Fの形が同位角、Zの形が錯角です。図の2本の直線のあいだにある角か、外側か、同じ側か反対側かを見て決めます。
間違い②:となりの角も等しいと思う
等しいのは向かい合う角(対頂角)だけ。となり合う角は、足して180°です。
間違い③:一直線の角の和を90°や360°にする
一直線のまわりの角の和は180°です(点のまわり一周は360°)。
④ 練習問題
問1:2直線が交わっていて、角の1つが38°。向かい合う角と、となりの角は?
問2:向かい合う角が (3x+5)° と (x+35)° のとき、xと角の大きさは?
答え
問1:38°、142° / 問2:3x + 5 = x + 35 → x = 15、角は 50°
まとめ
| ① 対頂角 | 向かい合う角は等しい |
|---|---|
| ② 同位角 | 同じ位置の角(Fの形) |
| ③ 錯角 | 内側の反対がわの角(Zの形) |
次回は「平行線と角」。平行なとき、同位角と錯角がどうなるかを学びます。


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