【中2数学】平行線と角|同位角・錯角が等しくなる!補助線の引き方も解説

平行な2本の直線を1本の直線が横切ると、角がいくつもできます。さらに、折れ曲がった線の角度を求める問題では、どこから手をつければいいか迷いますよね。この記事では、平行線の同位角・錯角の性質と補助線の引き方を、例題・よくある間違いつきで解説します(中2「平行と合同」第2回)。

この記事でわかること

  • 平行線の同位角・錯角はそれぞれ等しいこと
  • 8つの角を1つの角から全部求める方法
  • 折れ線の角を補助線で求める方法
  • よくある間違い(「平行」と書いていないのに等しいとする)

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モコロ先生とだいふくの掛け合いで進みます。動画は約10分です。

① 平行線の約束(3つ)

  • ① 平行線の同位角は等しい
  • ② 平行線の錯角は等しい
  • ③ 「平行」と書いていなければ、等しいとはいえない

平行な線は同じ向きにまっすぐ進むから、同じ位置の角は同じ大きさになります。まず「平行と書いてあるか」を確かめてから、角の位置の名前を見つけましょう。

② 例題

例題1 ℓ∥m。∠e=58° のとき、同位角・錯角・となりの角は?

同位角も錯角も 58°。となりの角は 180 − 58 = 122°。

例題2 ℓ∥m。錯角が (3x+12)° と (x+50)° のとき、xと角の大きさは?

錯角は等しいので 3x + 12 = x + 50 → 2x = 38 → x = 19。角は 19 + 50 = 69°。

例題3 ℓ∥m の間で折れ曲がった線。点Aの角32°、点Bの角48°。∠xは?(補助線)

折れ曲がった点を通って、ℓ・m に平行な補助線を引きます。上の角32°と下の角48°は、どちらも錯角で等しくなるので、∠x = 32 + 48 = 80°。

例題4 ℓ∥m。∠b=118° のとき、8つの角は全部何度?

∠b と同位角・対頂角の4つが 118°、のこり4つは 180 − 118 = 62°。

③ よくある間違い

間違い①:「平行」と書いていないのに、錯角・同位角を等しいとする

「ℓ∥m」と書いていなければ、角が等しいとはいえません。図が平行に見えても、問題文で確かめます。

間違い②:同位角を足して180°にしてしまう

平行線の同位角は等しいのであって、足して180°ではありません。足して180°になるのは、となり合う角です。

間違い③:折れ線の角を補助線なしで求めようとする

折れ曲がった頂点を通る平行線(補助線)を引くと、錯角で2つの角に分けられます。

④ 練習問題

問1:ℓ∥m。錯角が (2x+10)° と (x+40)° のとき、xと角の大きさは?

問2:ℓ∥m の間で折れ曲がった線。点Aの角25°、点Bの角41°。∠xは?

答え

問1:2x + 10 = x + 40 → x = 30、角は 70° / 問2:25 + 41 = 66°

まとめ

① 同位角 平行なら等しい
② 錯角 平行なら等しい
③ 折れ線 補助線を引いて、錯角で角を分ける

次回は「平行になる条件」。今回の「逆」を学びます。

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