【中3数学】有理数と無理数の違い|√2が分数で書けない理由をわかりやすく解説

√4 と √6 は、同じ「ルート」でも仲間がちがいます。この記事では、有理数と無理数の違いと、√5 の値を電卓なしでせまる方法を、例題・よくある間違い・練習問題つきで解説します(中3「平方根」第4回)。

この記事でわかること

  • 分数で書ける数が有理数、書けない数が無理数だと分かる
  • √の中が2乗の数なら、有理数になること
  • 2乗してはさみうちにして、√の値をせまる方法
  • √の中が100倍・100分の1になったときの値の動き

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モコロ先生とあられの掛け合いで進みます。動画は約13分です。

① 数の仲間わけの約束(3つ)

  • ① 分数で書ける数が有理数(整数・小数・くり返す小数)
  • ② 分数で書けない数が無理数(√2・円周率πなど)
  • ③ √の中が2乗の数なら、有理数

数の仲間わけは「分数で書けるかどうか」の入場ゲートです。ゲートを通れる数が有理数、通れない数が無理数。√4=2=2/1 は通れますが、√6=2.4…は終わらない小数で通れません。

② 例題

例題1 √4、√6、0.5、1/7 を、有理数と無理数に分けよう

√4=2、0.5=1/2、1/7 は分数なので 有理数。√6 は2.4…と終わらないので 無理数。

例題2 √5 は、2.2と2.3のどちらの間?

2.2²=4.84、2.3²=5.29 で、4.84<5<5.29 なので 2.2<√5<2.3。

例題3 √5 の値を、小数第2位までせまろう

2.23²=4.9729、2.24²=5.0176 で 4.9729<5<5.0176 なので 2.23<√5<2.24。さらに 2.236²=4.999696 から、√5≒2.236。

例題4 √2=1.414 として、√200 と √0.02 の値を求めよう

√の中が100倍で値は10倍、100分の1で10分の1。√200=14.14、√0.02=0.1414。

③ よくある間違い

間違い①:√がつけば何でも無理数だと思う

√9=3=3/1 や √0.81=0.9=9/10 は分数で書けるので有理数です。√の中が2乗の数のときは、√が外れます。

間違い②:小数は、すべて無理数だと思う

0.5=1/2 のように、終わる小数は分数で書けるので有理数です。無理数は、終わらず、くり返しもしない小数です。

間違い③:√の中が100倍のとき、値も100倍にしてしまう

√200 は √2 の100倍ではなく10倍です。√の中が100倍になると、値は10倍になります。

④ 練習問題

問1:√16、√10、0.25、2/3 を、有理数と無理数に分けよう

問2:√3 は、1.7と1.8のどちらの間?

問3:√3=1.732 として、√300 と √0.03 の値を求めよう

答え

問1:有理数:√16(=4)、0.25、2/3 / 無理数:√10 / 問2:1.7²=2.89、1.8²=3.24 で 2.89<3<3.24 なので 1.7<√3<1.8 / 問3:√300=17.32、√0.03=0.1732

まとめ

① 有理数 分数で書ける数
② 無理数 分数で書けない数(√2・πなど)
③ 近似値 2乗してはさみうちで、範囲をせまくする

次回は「√のかけ算・わり算」。√a×√b=√ab の使い方を学びます。

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