面積が2の正方形の1辺は、何cmでしょうか。1.4でも1.5でもぴったりになりません。この記事では、根号√を使った平方根の表し方と、√(−3)² のような落とし穴を、例題・よくある間違い・練習問題つきで解説します(中3「平方根」第2回)。
目次
この記事でわかること
- 2乗して2になる数を、根号√を使って表せること
- aの正の平方根は√a、負の平方根は−√a
- √aは必ず0以上の数であること
- (√a)²=a と、√(a²) の計算の違い
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モコロ先生とあられの掛け合いで進みます。動画は約12分です。
① 根号√の約束(3つ)
- ① aの正の平方根は√a、負の平方根は−√a
- ② √aは、必ず0以上の数
- ③ (√a)²=a。√(a²)=a(aが正のとき)
1.4²=1.96、1.5²=2.25 なので、2乗して2になる数は1.4と1.5の間にあり、整数や小数でぴったり書けません。そこで「√2」という記号で表します。√は「2乗の外し機」。2乗でできた数を入れると、プラスのもとの数だけが出てきます。
② 例題
例題1 3の平方根を、根号を使って表そう
(√3)²=3、(−√3)²=3 なので ±√3。
例題2 √9 を求めよう
3²=9 なので 3。√9 は正の方だけを表します。
例題3 √(1/16) を求めよう
(1/4)²=1/16 なので 1/4。
例題4 √((−3)²) と −√((−3)²) を求めよう
先に中を計算して (−3)²=9。√9=3 なので、前者は 3、後者はマイナスを前につけて −3。
③ よくある間違い
間違い①:√aを、プラスとマイナスの2つだと思う
√16 を ±4 としてしまうミス。√16 は正の方だけで 4。−4 を表したいときは、−√16 と書きます。
間違い②:√((−5)²) を −5 と答える
中を先に計算すると (−5)²=25、√25=5。答えは 5。√は0以上の数しか出しません。
間違い③:√のついた数は、計算できないと思い込む
(√5)²=5、(−√5)²=5 のように、2乗すれば√は外れます。√のついた数も、ふつうに計算できます。
④ 練習問題
問1:11の平方根を、根号を使って表そう
問2:√0.49 を求めよう
問3:√((−6)²) を求めよう
答え
問1:±√11 / 問2:0.7(0.7²=0.49) / 問3:6(先に (−6)²=36、√36=6)
まとめ
| ① 表し方 | aの正の平方根は√a、負の平方根は−√a |
|---|---|
| ② √の値 | √aは必ず0以上 |
| ③ コツ | √の中が2乗の形なら、先に中を計算してから√を外す |
次回は「平方根の大小」。√5と2.3のどちらが大きいか、2乗して比べる方法を学びます。


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