「△ABC≡△DEF」という書き方、見たことはありますか? この記事では、合同な図形の意味と、対応する辺・角の見つけ方、合同の書き方を、例題・よくある間違いつきで解説します(中2「平行と合同」第7回)。
目次
この記事でわかること
- 合同の意味と記号 ≡
- 対応する辺・対応する角の見つけ方
- 合同の書き方(対応する頂点を同じ順に書く)
- よくある間違い(面積が同じなら合同と思う)
動画で確認したい方はこちら
モコロ先生とだいふくの掛け合いで進みます。動画は約10分です。
① 合同の約束(3つ)
- ① 合同=ぴったり重なる図形(記号は ≡)
- ② 対応する辺は等しい、対応する角は等しい
- ③ 合同は、対応する頂点を同じ順に書く
2枚の同じ型紙を重ねて、ぴったり合う場所に同じ印をつけるイメージです。うら返して重なる場合も合同です。
② 例題
例題1 △ABC≡△DEF。AB=5cm のとき、DEの長さは?
対応する辺は等しいので DE = AB = 5cm。
例題2 △ABC≡△DEF のとき、辺BCに対応する辺と、∠Cに対応する角は?
頂点を同じ順に見ると B→E、C→F。辺BCは辺EF、∠Cは∠Fに対応します。
例題3 △ABC≡△DEF。AB=8cm、∠B=119°。DEの長さと∠Eは?
DE = AB = 8cm、∠E = ∠B = 119°。
例題4 四角形ABCD≡四角形EFGH。CD=7cm、∠D=111°。GHの長さと∠Hは?
A→E、B→F、C→G、D→H と対応するので、GH = CD = 7cm、∠H = ∠D = 111°。
③ よくある間違い
間違い①:面積が同じなら合同と思う
直角をはさむ辺が 10cm と 3cm、6cm と 5cm の直角三角形は、どちらも面積15cm²ですが、辺の長さがちがうので合同ではありません。
間違い②:対応する頂点の順を変えて書く
△ABC≡△QRP のように、対応する頂点を同じ順に書きます。AB=QR、∠C=∠P と読み取れます。
間違い③:うら返した図形を合同でないと思う
うら返して重なる図形も合同です。
④ 練習問題
問1:△ABC≡△DEF。AC=9cm、∠A=70° のとき、DFの長さと∠Dは?
問2:四角形ABCD≡四角形EFGH。BC=4cm のとき、FGの長さは?
答え
問1:DF = AC = 9cm、∠D = ∠A = 70° / 問2:FG = BC = 4cm
まとめ
| ① 合同 | ぴったり重なる(≡) |
|---|---|
| ② 対応 | 対応する辺・角は等しい |
| ③ 書き方 | 対応する頂点を同じ順に |
次回は「三角形の合同条件」。全部を測らなくても合同とわかる方法を学びます。


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