方程式 文章題|日本語を「数学語」に翻訳するコツ【中1数学】

方程式の文章題は、「式がつくれない」「何をxにすればいいかわからない」と悩む人がとても多い単元です。でも、4つのステップで進めれば大丈夫。この記事では、方程式を使った文章題の解き方を、例題つきで解説します。

この記事でわかること

  • 文章題の4ステップ
  • 何をxにするかの決め方
  • 「等しい関係」を見つけて式にするコツ
  • 答えが問題に合うかの確かめ方

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約9分、モコロ先生とボア太の掛け合いで進みます。

① 文章題の4ステップ

  1. 何をxにするか決める
  2. 等しい関係を見つけて式にする
  3. 解く
  4. 答えが問題に合うか確かめる

② 例題

例題1 1個150円のりんごと1個80円のみかんを合わせて12個買うと、代金は1310円。りんごは何個?

りんごを x 個とするとみかんは (12 − x) 個。150x + 80(12 − x) = 1310 → 70x + 960 = 1310 → 70x = 350 → x = 5。りんご5個(750 + 560 = 1310)。

例題2 折り紙を1人6枚ずつ配ると8枚余り、8枚ずつ配ると6枚足りない。子どもは何人?

子どもを x 人とすると、折り紙の枚数は 6x + 8 と 8x − 6 の2通りで表せます。6x + 8 = 8x − 6 → 14 = 2x → 7人(折り紙は50枚)。

例題3 分速60mで出発した弟を、10分後に兄が分速180mで追いかける。兄は何分で追いつく?

兄が出発してから x 分後とすると、兄の進んだ道のりは 180x m、弟は 60(x + 10) m。180x = 60(x + 10) → 120x = 600 → 5分後(どちらも900m)。

例題4 母は38歳、子は12歳。母の年齢が子の3倍になるのは何年後?

x 年後として 38 + x = 3(12 + x) → 2x = 2 → 1年後(39歳と13歳)。

文章題は「日本語を数学語に翻訳する」

文章題が苦手な人は、いきなり式を書こうとして止まってしまいます。やることは翻訳です。まず主人公(x)を決め、次に「同じ量を2通りの言い方で表しているところ」を探して、= でつなぎます。

特に大切なのは、2番目の「等しい関係」を見つけることです。例題3なら「折り紙の全部の枚数」を、配り方2通りで表しています。同じ量を2通りに表せたら、それが方程式になります。

また、解けたあとに「答えが問題に合うか」を確かめるのも大切です。人数や本数が 4.5 になったら、その答えは問題に合いません。

よくある間違い(ひっかけ)

間違い①:何をxにするか決めずに書き始める

最初に「x = りんごの個数」のように、何を表すかを一言書きましょう。

間違い②:答えが4.5本でも、そのまま答える

本数や人数は整数のはずです。整数にならないときは「問題に合わない」と考えます。

間違い③:kmとmをそろえずに式を立てる

分速70mで2.1kmの道のりなら、2.1km = 2100m にそろえて 70x = 2100、30分です。

練習問題

問1:1個90円のみかんと1個140円のりんごを合わせて10個買うと、代金は1100円。りんごは何個?

問2:1個 x 円のノート4冊と200円の定規で920円。ノートは1冊いくら?

問3:鉛筆を1人5本ずつ配ると6本余り、7本ずつ配ると4本足りない。子どもは何人?

答え

問1:りんごを x 個として 140x + 90(10 − x) = 1100、50x = 200 より4個(560 + 540 = 1100) / 問2:4x + 200 = 920 より x = 180、180円 / 問3:5x + 6 = 7x − 4 より x = 5、5人(鉛筆は31本)

まとめ

ステップ ① xを決める ② 等しい関係で式に ③ 解く ④ 答えを確かめる
コツ 同じ量を2通りに表す
最後に 答えが問題に合うか確認する

次回は、ここまでの総まとめです。9回分を一気にふり返ります。

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