「x と y が1組わかっているだけで、式なんて決まるの?」と思いますよね。y が x の2乗に比例するなら、決まります。この記事では、y = ax² の式の求め方を4つの手順で、例題・よくある間違いつきで解説します。
この記事でわかること
- 式を求める4つの手順
- x が負の数のときの代入(かっこを忘れない)
- a が分数になる問題
- 式を求めてから y や x を求める問題
- 代入の順番・かっこ・向きのよくある間違い
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モコロ先生とフィン音の掛け合いで進みます。動画は約11分です。
① 式を求める4つの手順
「y は x の2乗に比例する」と言われたら、式の形は y = ax² と決まっています。わからないのは a だけ。名前だけ空らんの名札のようなものです。
- y = ax² とおく
- わかっている x と y を代入する
- a を求める
- a を入れた式を書く
たとえば x = 3 のとき y = 36 なら、36 = a × 3² = 9a、a = 36 ÷ 9 = 4 で、y = 4x²。最後に 4 × 9 = 36 と確かめます。
② 例題
例題1 x = 5 のとき y = 75
75 = a × 5² = 25a より a = 3。y = 3x²。2乗を先に計算してから a を求める順番です。
例題2 x = −2 のとき y = 28
負の数はかっこをつけて代入します。28 = a × (−2)² = 4a より a = 7。y = 7x²。x が負でも2乗するとプラスなので、a はプラスのままです。
例題3 x = 6 のとき y = 9(a が分数)
9 = 36a で、9 ÷ 36 は割り切れません。分数にして a = 9/36 = 1/4。y = (1/4)x²。確かめは (1/4)× 36 = 9 です。
例題4 x = 2 のとき y = −20。x = 3 のときの y は?
−20 = 4a より a = −5、式は y = −5x²。これに x = 3 を代入して、y = −5 × 9 = −45。
例題5 y = −5x² で y = −80 になる x は?
−80 = −5x² より x² = 16、x = ±4。平方根で解く二次方程式です。なお y = 80 にすると x² = −16 となり、そんな x はありません。
③ よくある間違い(ひっかけ)
間違い①:かっこを忘れて −3² と書く
x = −3 のとき y = 18 で「18 = a × −3² = −9a だから a = −2」は間違い。正しくは 18 = a × (−3)² = 9a で a = 2。y がプラスなのに a がマイナスになったら、どこかで間違えているサインです。
間違い②:x と y を逆に代入する
x = 4 のとき y = 8 を「4 = a × 8²」としてしまうのが典型例。2乗するのは x のほうです。正しくは 8 = a × 4² = 16a で a = 1/2。
間違い③:わる向きが逆
36 = 9a を 9 ÷ 36 としてしまうミス。a を求めるときは、a にかかっている数でわります。
④ 練習問題
問1:y は x の2乗に比例し、x = 3 のとき y = −18。式を求めましょう。
問2:y は x の2乗に比例し、x = −6 のとき y = 12。式を求めましょう。
答え
問1:−18 = 9a より a = −2、y = −2x² / 問2:12 = (−6)² × a = 36a より a = 1/3、y = (1/3)x²
まとめ
| ① 手順 | y = ax² とおく → 代入 → a を求める → 式を書く |
|---|---|
| ② 負の数 | かっこをつけて2乗する |
| ③ 確かめ | はじめの x・y を入れて合っているか見る |
次回は、y = ax² のグラフのかき方を解説します。まっすぐじゃない、ふしぎな曲線が出てきます。


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