「x:6 = 2:3 の x を求めなさい」。比が出てくる方程式を比例式といいます。この記事では、比例式の性質「外側の積=内側の積」と、文章から比例式を立てるときのコツを、例題つきで解説します。
この記事でわかること
- 比例式とは何か
- 外側の積=内側の積というルール
- 文章から比例式を立てるときの順番のそろえ方
- 比例式でよくある間違い
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約9分、モコロ先生とボア太の掛け合いで進みます。
① 比例式の解き方
a:b = c:d ならば ad = bc。外側どうし(a と d)、内側どうし(b と c)をかけて等号でつなぎます。
② 例題
例題1 x:6 = 2:3
外側の積 3x = 内側の積 12 → x = 4。
例題2 4:x = 10:15
4 × 15 = x × 10 → 60 = 10x → x = 6。
例題3 (x + 2):5 = 3:1
(x + 2) × 1 = 5 × 3 → x + 2 = 15 → x = 13。
例題4 x:8 = 3:4
4x = 24 → x = 6。確かめ:6:8 を2でわると 3:4。
例題5(文章題)原液と水を 2:7 で混ぜるジュース。原液が60mLのとき、水は何mL?
水を x mL として 2:7 = 60:x → 2x = 420 → x = 210。確かめ:60:210 = 2:7。
例題6(文章題)男子と女子の人数の比が 5:4。男子が20人のとき、女子は何人?
5:4 = 20:x → 5x = 80 → 16人。
比は「うすめて飲むジュースの濃さ」
原液と水の比が 2:3 のジュースと、4:6 のジュースは、量はちがっても同じ味です。比の値(前の数 ÷ 後ろの数)が同じだからです。このように、2つの比が等しいことを表した式を比例式といいます。
比例式のルールは「外側の積=内側の積」です。a:b = c:d ならば a × d = b × c が成り立ちます。これで、比例式がふつうの方程式に変わります。あとは、これまでの3ステップで解くだけです。
確認の例:2:3 = 4:6 で、外側の積は 2 × 6 = 12、内側の積は 3 × 4 = 12 と等しくなっています。
よくある間違い(ひっかけ)
間違い①:外側と内側を取りちがえる
x:8 = 3:4 で「x × 3 = 8 × 4」としてはいけません。外側の x と4、内側の8と3をかけて 4x = 24 です。
間違い②:比の順番を左右で逆にする
男子:女子 = 5:4 なら、右側も男子:女子の順で 20:x にします。「4:5 = 20:x」のように片方だけ逆にならないよう、順番をそろえましょう。
間違い③:大きい数のまま計算して苦しむ
12:18 のように簡単にできる比は、先に 2:3 にしておくと楽です。
練習問題
問1:x:9 = 2:3 を解きましょう。
問2:5:x = 15:24 を解きましょう。
問3:(x − 1):4 = 5:2 を解きましょう。
答え
問1:3x = 18 より x = 6 / 問2:15x = 120 より x = 8 / 問3:2(x − 1) = 20 より x − 1 = 10、x = 11
まとめ
| 比例式の性質 | a:b = c:d ならば ad = bc |
|---|---|
| 覚え方 | 外側の積=内側の積 |
| 文章題 | 比の順番を左右でそろえる |
次回は、方程式を使った文章題の解き方を解説します。


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