「教員×教員」や「教員×公務員」で結婚した場合、経済的な面では盤石だと感じますが、心や時間に余裕を感じられていますか?
お金はあっても、日々の膨大な業務や時間外の業務、求められる内容の難しさによるストレスによって豊かさを感じられない状況に陥ってしまうことがあります。
「自分で選べる自由」や「時間の余白」を掴み取ることで人生を充実したものにできるでしょう。
そこで今回は『時間と心の余裕を手に入れる方法』を解説します。
結論は、
「労働所得」だけに頼らず、「資産所得」を増やすことで、働く or 働かないの選択権を手に入れる。
です。
選択肢が広がることは、自分の望む生活スタイルを実現しやすくなり、心の余裕につながります。
経済的な安心感があると、未来への漠然とした不安が軽減され、現在の生活を楽しむ余裕が生まれます。
仕事もプライベートも、自分らしく充実させたい!
そんな理想を叶える考え方を一緒に学びましょう。
教師という仕事への想い

あんた、ホンマに仕事好きよな〜!

だって、誰かが成長していく姿を見るのが幸せやねんもん!
自分自身も成長できるし、最高やん!
教師という仕事の良い面
- 社会への貢献ができていると実感できる
- 安定した収入
- 成長の喜びを共有できる
営業マニュアルではなく、心からの「ありがとう」を言われたら嬉しい気持ちで満たされますよね?
素直な心から送られる「ありがとう」を言ってもらえるのが教師という仕事です。
加えて、ステキな人材を育て、社会に送り出すことで社会に貢献できる仕事です。
公立学校の教師であれば、雇用が比較的安定していて、福利厚生も充実しています。
安定した収入は「将来、このくらいのお金が必要」という悩みを解決する大きな要素です。
なにより生徒が学び、目標を達成する瞬間に立ち会うことができ、自分の指導が成果として見える達成感があります。
私の教師生活で最も感動的な出来事を一つ。
入学当時は『自分本位な考え方』で周りの生徒を振り回していましたが、卒業時には『受容と共感、そして相手への尊敬の念』を抱いて他者と関われるようになった生徒がいました。
その生徒から「ユタカ先生が担任で本当に良かったです。先生に恥じない大人になります。」という手紙をもらえたとき、心が震えました。
あのときの感動が、今でも教師をしている理由の1つとなっています。
教師という仕事の悪い面
- 長時間労働と過重労働
- プレッシャーが大きい
- 社会からの批判
まず多くの人が思い浮かべることは労働時間ですよね?
授業以外にも、部活動の指導や保護者対応、校務など多岐にわたる業務があり、労働時間が長いです。
精神的・肉体的な負担につながり、心身を壊してしまうことがあります。
また、生徒の学力や進路、生活態度など、さまざまな面での指導を行う、精神的なプレッシャーが大きいです。
保護者や社会からの期待や要望が高まる一方で、それに応えるのが難しくなっています。
そして、教育方針や指導方法を巡って、保護者や社会からの批判を受けることがあります。
今の時代は「誰もが、簡単に、拡散しやすい環境」であるので、多くの魅力がある一方で、過酷さや課題も伴う仕事だといえます。

教師一人ひとりの『愛』と『高い倫理感・誠実さ』、『専門的なスキル』という歯車をカッチリ噛み合わせたら、良い教育環境を提供できると思ってる!
個人の人生を大切にしたい

人生でやりたいことある?

2人で考えるの面白そうやし一緒に考えてみよか〜
死ぬまでに「これだけはしたい!」ってことある?
という話を結婚して1年目のときに、ドライブをしながら話しました。
『したいこと』、『いつしたいか』というざっくばらんな話だったのですが、お互いの価値観が知れて面白かったです。
ユタカ家の死ぬまでにやりたいことリスト(簡易版)
- 30〜50歳
家を買う、駅近に住む
海外旅行に行く(アメリカ、オーストラリア、エジプト、インド)
国内旅行に行く(屋久杉を見る、沖縄、北海道、星のリゾートに泊まる、ネモフィラ畑、ハウステンボス)
富士山登頂 ※ユタカのみ
スカイダイビング ※ユタカのみ
ディズニーのスイートルームに泊まる
教師を辞める ※妻 - 50〜70歳
子どもの結婚式
孫に会う
教師を辞める ※ユタカ
海外旅行に行く(ナイアガラの滝、オーロラを観る)
国内旅行に行く(琵琶湖テラス、三鷹の森) - 70歳〜
ひ孫に会う
歳をとってからやりたいこと(できること)が少ない。
『30〜50歳という身体も比較的動く状態で、子どもが成人するまでに一緒に色々な思い出を作りたい』
これがユタカ妻の価値観で、とても共感できました。
だからこそ、夢物語で終わらないように本気でお金について勉強して、自分の手で実現しようと思えました!
経済的に自由になるための原則を知ろう

いきなり『経済的に自由』とか言われても、正直わからんわ・・・

『働かなくても入ってくるお金で生活できる状態』のことやで!
「経済的自由」ってどんな状態?

教師として働くと、給料がもらえます。
これを『労働所得』といいます。
一方で、資産に投資することで収入を得られます。
これを『資産所得』といいます。
『労働所得』は自分が働かなければ発生しませんが、『資産所得』は自分が働かなくても発生します。
もし、生きていくための『生活費』より、多くの『資産所得』があれば、『働いてもいいし、働かなくてもいい』という状態になります。
この状態が『経済的自由 = 働かなくても入ってくるお金で生活できる状態』です。

教師は経済的自由を目指したほうがいい!
完全に私の個人的な主張で、批判もあるかと思います。
ですが、あなたは感じませんか?
精神疾患で休職した教職員が初めて7,000人を超えた
プールの水流出 100万円弁済
教師が子どもを指導し、その後、子どもが…
ニュースやSNSでこのような内容を目にしたとき、「他人ごとではなく、自分にも訪れるかも知れない」と私は感じます。
現実的な課題をいくつかあげましたが、みなさんはより多くのことを体験してきたのではないでしょうか?
「だからこそ経済的自由が重要だ!」
私は心の底から感じます。
『経済的にいつでも教師をやめられる状態』は心の安定につながると思います。
教師という仕事が好きだからこそ、否定的な視点で語りたくはありません。
しかし、事実として心の病で人生が不幸になる人を見てきました…
「生活(お金)のために教師をやめられない」ではなく、「教師という仕事から得られる価値のために働きたい」という教師ばっかりだとステキな教育環境になると思っています。
資産所得が増えていくとどうなる?

あんまり実感が湧かへん・・・。

つけてる支出管理表(ざっくり版)をもとに、説明するで!
ユタカ家のざっくり支出管理表
先にこれを見せておきます。
※妻は育休で計算しています。

最低限生きていくためにかかるお金が約28万円です。
毎月の平均収入が50万円です。
※児童手当や配当金は毎月入ってくるわけではないですが、ここでは計算を分かりやすくするために月平均で入れています。
”配当金5万円”が『資産所得』です。
赤枠で囲んだ部分の合計金額が約4万7000円なので、この部分は『給料』ではなく『資産所得』でまかなえていると捉えることができます。

もし、『資産所得』が毎月8万5000円になると家賃が、毎月10万円になると食費がまかなえるということです。

ということは、資産所得が毎月11万円になれば、教師を辞めることができるんや!

まぁそういうことや!
辞めへんかったとしても、毎月10万円を言葉通り『自由に』使える(*^^*)
『お金にまつわる5つの力』を身につけて、『経済的自由』を目指す!

書籍『本当の自由を手に入れる お金の大学 改訂版(両@リベ大学長、朝日新聞出版社、2024年)』では以下の5つの力が紹介されています。
- 貯める(支出を減らす力)
- 増やす(資産を増やす力)
- 稼ぐ(収入を増やす力)
- 使う(お金からより高い価値を引き出す力)
- 守る(資産を減らさない力)
5つの力がないと、お金で悩む人生になる…。
5つの力があると、お金で困らない人生になる!
私自身、この書籍の内容を実践してからお金の面で将来の見通しを持てたり、計画的にお金を使うことができるようになりました。
プライベートを楽しむためには以下の3つに余裕を持つことが重要です。
- 「時間的」余裕
- 「精神的」余裕
- 「経済的」余裕
経済的な安心感があると、未来への漠然とした不安が軽減され、現在の生活を楽しむ余地が生まれます。
また、選択肢が広がることで、自分の望む生活スタイルを実現しやすくなります。
「経済的」余裕がある人 | 「経済的」余裕がない人 |
・必要な物を買う余裕があり、自己投資にも積極的 ・リスクを取る余裕があり、新たなキャリアに挑戦できる ・生活の質を向上させるために投資できる | ・不安を抱えており、欲しい物や体験を諦めることが多い ・リスクを取ることに消極的 ・日々の生活に必要な支出で精一杯で質の向上に投資できない |
最後に
私たちが思い描く未来予想図↓
「働くor働かないの選択の自由(時間を買う)」
「旅行(経験を買う)」
「家を買う(終の住処を買う)」
皆さんの『死ぬまでにやりたいことリスト』は何ですか?
どんな『豊か先生』を目指していますか?
私が掲げる『豊か先生』はプライベートで「人生を楽しく生きる人」です。
ぜひ、『やりたいことリスト』を作ってください。
そして、それらが何歳までならできるかを考えてみてください。
ぜひ、みなさんが「豊か先生」となり、充実した人生を過ごしていただけたら、同じ先生である私も嬉しいです。(*^^*)
ブログを通じて、教師としての考え方やノウハウを共有するだけでなく、将来を担う子どもたちや教育現場に少しでも良い影響を与えられるよう、今後もコツコツと発信を続けていきます。
このブログが、読んでくださる方々にとって「気づき」や「ヒント」となれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)
おわり。
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