「これを効率よくするためにはどうしたらいいですか?」
「2人のお子さんがいるのに、どうやって時間をとってるんですか?」
「生徒との関係づくりで大切にしていることは何ですか?」
「そのプリントどんなことを考えながら作ったんですか?」
「班長を誰にするか悩んでいるんですけど・・・」
私は初任から今も、ことあるごとに先輩、後輩関係なく上記のような質問をしています。
みなさんも、『生徒や教職員から一目置かれる先生』に多くの質問をしてきたのではないでしょうか?
10年以上教師として働いてきた中で、多くの『生徒や教職員から一目置かれる先生』と出会い、その考え方やノウハウを学んできました。
尊敬する先生から教わったことを実践し続けた結果、幸いにも年度末の評価で5年以上連続で総合評価Sをいただき、最近では逆に同僚から質問をされる機会が増えてきました。
『生徒や教職員から一目置かれる先生』の考え方やノウハウを私だけに留めて置くのはもったいない!
一人でも多くの人に広がれば、豊かな先生が増える!
結果的に、将来を担う子どもに良い教育環境を提供できる!
このように感じ、考え、行き着いた結果がブログ発信でした。
ブログを書く目的
ブログを書く目的は以下の3つです。
- 現場で頑張る先生のために
(教師としての考え方やノウハウをシェアし、悩みを抱える先生たちの助けになればと思っています) - 自己研鑽のために
(ブログを通じて、自分自身の考えや経験を整理し、さらに成長していきたいです) - 家族へのヒント帳として
(妻や子どもに、私の考え方や価値観、そして人生で大切にしてきたことを形に残していきます)
現場で頑張って働く先生のため、自分自身のため、そして何より妻と我が子のためにこれからコツコツ投稿していきます。
現場で頑張る先生のために
私が誰かに質問するのと同じくらい、私が同僚から質問されることが増えてきました。
同じ話を人を変えて何回もすることもあります。
「うちの職員室だけじゃなくて、他の学校にも悩んでる人おるんちゃうん?」
って思いました。
考え方やノウハウを文章化したり、図解にしたりしてまとめておくことで、
説明するときに何度でも分かりやすく説明できます。
私が直接お会いすることできない人にも情報が届き、一助となれば嬉しいのでブログ発信をしていきます。
自己研鑽のために
自分はどんなことに幸せを感じるのだろう?
人生で何を大事にしたいのだろう?
何をしなかったら後悔するだろう?
何が好き?嫌い?
何が得意?苦手?
コロナ禍のときに自分と向き合う時間をとり、考えてみました。
私の好き、得意、強みは以下の4つでした。
- 学習意欲(知識やスキルを身につけることが好き。課題を克服する中でやりがいを感じる。)
- 親密性(自分の言動には責任を持つことを大切にする。周囲の人々との信頼関係を築くことが好き。)
- 分析的な思考(難しい決断が必要なときに、信頼できる事実や客観的なデータに基づいて判断する。)
- 慎重さ(誰に何を伝えるかをよく考える。良い結果を引き出せるように配慮して行動する。)
つまり、
新しいことを学ぶのが好きで、みんなと信頼し合える関係を大切にし、大事なことはしっかり考えて決め、言葉や行動には気をつけて行動したい人間なんです。
これらを自分のペースで行えるのがブログ発信だから、コツコツと投稿していきます。
家族へのヒント帳として
未来の成長した我が子へ以下のようなことを残したい。
- あなたの親は仕事に対してどのように向き合っていたか
- 人との関わり方
- 物事の捉え方
私自身、親が仕事に対してどのような思いを持って働いていたのかを知らない。
人との関わり方や物事の捉え方、考え方について親から話されることがほとんどなかった。
小さかった頃の自分にしてあげたい話などを未来の成長した我が子に向けてブログ発信していきます。
もし、自分に何か不幸があったときに1人残される妻へ以下のようなことを伝えたい。
- 生きていくのに困らないようなお金に関する知識
- 我が子の将来に訪れる大きな選択の際に、親としてどのように関わってほしいか
ユタカ家のお金に関することは私が管理をしています。
資産の管理・運用方法。
今、身の回りに不幸があったときのお金に関わる心配事にどう対処するか。
未来の教育資金や老後資金。
これらのことについて
「もし、妻が1人残される自体になった際にできるだけ困らないように、これまで学んできたことや何故そうしているかを綴ろう!」
と思い、ブログ発信をヒント帳として活用していきます。
また、私は2児の父です。
我が子の未来がステキな人生になってほしい。
もし将来、子どもと直接関わることができなかったとしても
「我が子の選択・決断のタイミングで私ならこんなアドバイスをしたい」
という思いを残そうと思ったので、ブログ発信をしていきます。
経歴
私は特別目立つような学生時代を送ってきたわけではありません。
みなさんが驚くほどの経歴はなく、平々凡々な学生時代を歩んできました。
- 平均的な成績を維持し、特に目立つほど優秀でもなく、かといって極端に成績が低いわけでもない。
- クラスや部活動、サークルなどで友人と交流し、派手に目立つこともない。
- 部活動や趣味を楽しむが、特に大きな成果を上げたり、注目されたりすることはない。
- 深刻な問題行動に巻き込まれることもなく、穏やかに学生生活を過ごした。
- 進学や就職を周囲と同じようなペースで進め、無難な選択をすることが多かった。
小学校時代、中学校時代のどちらにおいても、周りを見渡せば同じクラスや学年に全国大会に出場した人や大きなコンクールで突出した成果を挙げる人が身近にたくさんいました。
反対に、家庭の事情や経済的困難、病気や障がいといった逆境を経験しながらも強く生き抜く人もいました。
また、学校のルールや一般常識に従わず、自由な生き方を貫く人もいました。
こういった人達と比べると、これといった経歴がほとんどない『普通の学生時代』を過ごしてきました。
だからといって、自分を卑下するわけではありません。
『普通の学生時代』を過ごしてきたからこそ強みにできる部分があると思って生きています。
そんな私が、尊敬する先生方との出会いや、日々の努力を重ねる中で、教師として少しずつ成長することができました。
教師として、メンターとなる方々と出会えたことは、私にとって最大の幸運です。
- 1年目(初任)
尊敬する先生1:生徒・教師からとても信頼されている40歳先生 - 2〜3年目
尊敬する先生2:誠実さとバイタリティの塊30歳先生
尊敬する先生3:2児の母、仕事をとても丁寧に的確に素早くこなし定時で帰る40代先生
尊敬する先生4:向上心と行動力、教育への熱い想いを持つ5つ年上先生
尊敬する先生5:毎週、ご飯に付き合ってくださった一番話しやすい2つ年上先生 - 4〜6年目
尊敬する先生6:生徒への愛情とポジティブ思考、いつも笑顔の4つ年下先生 - 7〜9年目
尊敬する先生7:経験に裏打ちされた実力とステキな考え方、愛を持つ40代先生
尊敬する先生8:授業力・指導力・学校運営ピカイチ。生徒・教師・保護者の心を鷲掴み40歳先生
尊敬する先生9:生徒の授業力アンケート超高評価。授業力ずば抜け1つ年下先生 - 10年目〜
尊敬する先生10:難しいことをメチャクチャ分かりやすく説明する40歳先生
私のような『普通の学生時代』を過ごしてきた凡人でも、『ステキな先生方の考え方やノウハウ』を取り入れながら実践することで年度末の評価で5年以上連続で総合評価Sをいただけたり、最近は先輩や後輩から私自身が質問をされることが増えてきました。
また分掌では、ありがたいことに、以下のような役割を各校長先生から任せていただきました。
- 進路指導主事(3年間)
- 生徒会主担(2年間)
- ICT主担(3年間)
クラスや部活動、サークルなどで派手に目立つこともなかった私にとっては、とても光栄で嬉しいことです。
そして、何より授業では、生徒から以下のようなコメントをもらえるようになってきました。
- 1・2年生の時とはちがって難しいと感じる内容も増えて焦ったりしたけど自分なりに工夫したり(ノート作り)友達に積極的に聞くことができたので毎回の授業を楽しみながら受けることができました。
- すごく楽しかったです!!次の学期もこのまま楽しんで取り組めたらいいなと思います!
- 楽しく理解できて、知らないことも周りと楽しく出来る授業であった。
- 班で問題を取り組むことが多く、アウトプットがしやすい環境なのでとても良かった。
- 授業を振り返ってとても難しかったけれど、その分面白さがあってとても良かったです。
生徒からの授業力アンケート超高評価の先生に考え方や生徒にこんな力を身に付けて欲しいという想いなどを聞かせてもらい、実際に授業を拝見し、取り入れることで少しずつ変化が表われてきていると実感しています。
まとめ
『普通の学生時代』からの成長。
私は特別目立つような学生時代を送ってきたわけではありません。
しかし、尊敬する先生方との出会いや、日々の努力を重ねる中で、教師として少しずつ成長することができました。
進路指導主事、生徒会主担、ICT主担といった役割を校長先生から任せていただいたことや、生徒からの前向きなフィードバックは、私にとって大きな励みとなっています。
ブログを通じて、教師としての考え方やノウハウを共有するだけでなく、将来を担う子どもたちや教育現場に少しでも良い影響を与えられるよう、これからコツコツと発信を続けていきます。
このブログが、読んでくださる方々にとって「気づき」や「ヒント」となれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/ おわり。
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